皮下脂肪のはたらき
わたしたちのからだの脂肪には、皮下脂肪のほかに、内臓脂肪と中性脂肪があります。皮下脂肪とは、皮膚の下にについた脂肪のことをいいます。この皮下脂肪、ダイエットをしている人は、とかく悪者扱いしがちでが、わたしたちのからだにとって、大切なはたらきをしています。
ひとつは、体温を保つはたらきです。皮下脂肪が少ない人は、体温がにげやすくなります。やせている人は、寒がりな人が多いですよね。それは、皮下脂肪が少なく、体温がにげやすいためです。そして、もうひとつは、エネルギーを、たくわえておくはたらきです。皮下脂肪は、食事によって摂取されたカロリーのうち、余ったカロリーが、たくわえられてできたものです。
あっ、それともうひとつ、皮下脂肪には大切な役わりがありました。それは、妊娠したときに、子宮を冷やさないようにすること。そして、衝撃からからだを守ることです。女性は、男性にくらべてふっくらしていますね。皮下脂肪は、妊娠したときには、大切なガードとなります。ですから、男性よりも女性のほうが、皮下脂肪が多いといわれています。
皮下脂肪は、からだにとっても、赤ちゃんにとっても、とても重要なはたらきをしているということがわかりました。これを理解しないで、無理にダイエットしてしまうと、からだをこわしてしまいます。女性の場合、健康のためというより、美容のためという思いが、つよいとおもいますが、病気になっては、もともこもありません。健康的に美しくなりたいですよね。
しかし、つきすぎるのは禁物です。肥満の原因にもなりますので、健康にも美容にもよくありません。無駄な皮下脂肪は、燃焼させて減らしていきましょう。皮下脂肪は落ちにくいものです。あせらずいきましょう。
有酸素運動に皮下脂肪を燃焼させる
皮下脂肪を燃焼させて減らすには、やはりバランスのとれた食事と運動するのが効果的です。ただし、先にもいったように、皮下脂肪は、からだの保護するために必要なものです。ですから、ほかの脂肪と比べて減りにくくなっています。皮下脂肪は落ちにくいといわれているのは、このためです。運動は、ウオーキングなどの、酸素を、からだに取り入れながらおこなう「有酸素運動」がおすすめです。有酸素運動を、自分にとって少しきつめで、汗ばむ程度のペースで行うとよいでしょう。毎日続けて、習慣づけることが大切です。あまり無理をせずに、少しずつ脂肪燃焼していけば良いという考えで、有酸素運動を続けていきましょう。
基礎代謝を上げる
ウオーキングなどの、有酸素運動のほかには、腹筋運動などの筋力トレーニングを行って基礎代謝を上げるようにするのもよいですね。また、テレビを見ている間に運動をするなど、日常の活動量を増やすことも大切です。両手を胸の前で押し合ったり、胸の前で組んだ手を、左右に引き合う運動をするだけでも効果があります。
低エネルギーでバランスのとれた食事
食事は、低エネルギーでバランスのとれたものにすることが大切です。ただ、バランスのとれた食事を自炊するとなると、なかなかむずかしいですよね。実践するのがむずかしいという人は、市販のダイエット食や、糖尿病用の宅配食品を利用するという方法もあります。これらは、栄養バランスがよくて、1食のエネルギー量が主食を含めて500kcal前後に調整された食事です。ローカロ生活なども人気ですね。現在では、雑炊などの定番から、カレーやラーメン、パスタ、ハンバーグにソーセージ、ガトーショコラや和菓子まであるという充実ぶりです。また、宅配食品は、自宅に配達されるため、ふだんの生活を続けながら適切な食事量や内容、調味などを体験することができます。2~4週間程度続けてみるのもよいでしょう。
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